ラブエリミネーション(2023.12.8~10)


会場:高槻城公園芸術文化劇場 南館地下一階 サンユレックホール

日程:2023年12月8日(金)〜10日(日)


16歳の一年だけ自転車競技をやってまして。そこで知った「エリミネーション(※)」。「どれだけ長く生き残れるか」を争うレースなのですが、周回ごとにやってくる”共存”と”排除(エリミネイト)”の熾烈な駆け引きに人間模様のようなものを感じて。今作は、当時、眠れないほど興奮したあの光景にインスパイアされて恋愛劇として描く「まだゴールちゃうんか?まだ続くの?」というラブコメディです。

今年で、劇団は18年。何度もゴールテープを切った気でいました。が、まだまだ道半ばのようで。「え、まだこれからやん!」ってことばかりで。そんな自分たちにも重ねて、すべては舞台で。ご期待ください。(村上慎太郎)

 

※エリミネーション=一周or二周ごとに最下位の一人が脱落し、最後まで生き残った者が優勝する「どれだけ長く生き残れるか」を競う自転車競技のレース。排除という意味もある。

 

作・演出・メカニック担当 / 村上慎太郎

 

出演 / 稲森明日香、向井咲絵、 岩見知歩、きたにしてつや(ゆとりユーティリティ)、重松よしこ、中田歩、二宮千明(デマチカヤナギ)、藤原菜々美(ステージタイガー)、宮本秀六、山下残

 

舞台監督・大道具 / 下野優希  照明 / 高木里桜  音響 / 林実菜

演出部 / 阿部友香、篠原佳月(劇団愉快犯)、花岡咲紀、菱本吉峻

衣装 / 稲森明日香 小道具 / 向井咲絵、重松よしこ

宣伝美術 / 武田まりん 制作 / 前田瑠佳(エイチエムピー・シアターカンパニー)

制作部 / 恋本麻由(紅消鼠の恋)、夏海瑶(劇団未必の故意)

記録映像 / 鍋島雅郎  記録写真 / 紅たえこ 企画・製作 / 夕暮れ社 弱男ユニット

 

京都芸術センター制作支援事業

主催 / (公財)高槻市文化スポーツ振興事業団


作品の思い出コメント

自転車で走り回り峠をグングン登って下るシュチュエーションで、恋愛のアレコレや人間関係のもつれなんかを詰め込んだ劇になりました。当初、婚活女子たちの物語を書こう!と思っていたところから、「あれ?俺が婚活女子を書く必要あるか?」という葛藤がありまして・・で、自分が書く必要がある物語を・・と、色々な方向性を試させてもらった結果、蓋をしていた過去でした。それが「自転車で実際に走る」という趣向の劇で。

実は、16歳とかには既にアイデアがあって。16歳の頃、一年だけ自転車競技部やったんです。で、その時に自転車用トラックの真ん中にいて、グルグル走る選手見てた時に「コレ劇になるやん。覚えておこう」と。やけど、ほぼ忘れてて・・。色々と追い込みつつ創作アイデアを色々と練りに練った結果、そこにたどり着いた!という感覚で。稽古では自転車をやってた時のことを思い出していく作業でした。

練習で峠へいったり、転んで後ろからトラックが来てたり、帰りが遅くなり夜の峠がめちゃくちゃ怖かったり・・色濃い経験がありまして。そんな日々をなんとか劇にしてしまいたい!と。強い動機と共に創作しました。

結果、面白いものになったと思いますし、またやりたいです。この作品をいつか再演するために今後の劇人生があると言っても過言ではないかもしれない。また僕自身が観たいです。(村上慎太郎)